私のメモブログ: 心理学:アルコールの代謝

2009年01月09日

心理学:アルコールの代謝

※これは生理心理学教科書に載っていたものを要約したものです。


お酒には強い人、弱い人がいます。
アルコールの代謝には個人差、人種差があるといわれているからです。
何故でしょうか?
それは、代謝経路とそこにかかわる酵素によって、その違いが説明されています。


アルコールの代謝経路は2つあります。


<第1の経路> 代謝の約80%に関与
アルコール ⇒ アセトアルデヒド ⇒ 酢酸 ⇒ 水+二酸化炭素
アルコール ↑ アセトアルデヒド ↑
アルコール脱水素酵素(ADH)  アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH−1、ALDH−2)

ADH:日本人より欧米人の方が活性が強い
ALDH−1:高濃度のアセトアルデヒドに反応
ALDH−2:低濃度のアセトアルデヒドに反応
ALDH−2:日本人48%、中国人35%、エクアドル・インディアン69%で欠損がみられる。
ALDH−2:→2型の欠損はアセトアルデヒドの濃度が高まらないと代謝が進まない事を意味する。
ALDH−2:→結果、アセトアルデヒドの作用は受けやすくなる。
※アセトアルデヒドは、それ自体で悪心、嘔吐、呼吸困難、心悸亢進をおこし、アルコールより生体反応が強い物質。


<第2の経路> 代謝の約20%に関与
アルコール ⇒ アセトアルデヒド ⇒ 酢酸 ⇒ 水+二酸化炭素
アルコール ↑
ミクロゾームエタノール酸化酵素系(MEOS)

MEOS:お酒を飲む経験を重ねることにより、活性が強まる。
MEOS:→お酒を飲むと強くなると言われる要因。
MEOS:→ただし、主経路でないため、強くなるにも限度がある。



面白くないですか?
posted by わさんぼん at 22:42| Comment(0) | 心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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